HOME > 占い&メンタル > 視線が左下を向く心理とは?言い訳・考え事・嘘との関係を7つの視点で解説
誰かに質問したとき、相手がふっと左下へ視線をそらすことがあります。
例えば恋人に「先週の金曜日はどこにいたの?」と聞いたところ、「えーっと、あの日は確か……」と言いながら左下を見たら、「今、言い訳を考えている?」と気になる人もいるでしょう。
視線が左下へ動く仕草については、NLP(神経言語プログラミング)で「内部対話と関係する」と説明されてきたことがあります。
内部対話とは、自分の頭の中で「ああでもない、こうでもない」と言葉を組み立てたり、自分自身に問いかけたりするような思考です。
そのため、「言い訳や返事を考えている」という解釈につながることもあります。
しかし、左下を見たから嘘をついている、言い訳を考えていると断定することはできません。考えを整理している、言葉を選んでいる、緊張している、単に視線を外して集中しているなど、さまざまな理由が考えられます。
この記事では、左下を見る心理として考えられる7つの状態と、NLPで知られる「アイ・パターン」、そして視線から嘘を見抜けるのかについて詳しく解説します。
左下を見る仕草についてよく紹介されるのが、NLPにおける「アイ・アクセシング・キュー」という考え方です。
この考え方では、視線が向く方向によって、映像を思い浮かべている、音を思い出している、身体感覚を感じている、自分の中で言葉を使って考えている、といった違いがあると説明されてきました。
その中で左下方向は、「内部対話」と関連づけられることがあります。
例えば、質問に対してすぐ答えず、
など、頭の中で自分自身と会話しているような状態です。
ただし、これは視線から人の思考内容を確実に読み取れるという意味ではありません。
質問されたとき、すぐに答えを出すのではなく、自分の考えを整理するために視線を外す人がいます。
周囲や相手の表情を見ることを一時的にやめることで、頭の中の思考へ集中しやすく感じる場合があります。
特に難しい質問をされた直後に左下を見て、数秒後に落ち着いて答え始めるのであれば、単純に答えを整理していた可能性があります。
頭の中に答えはあっても、それをどう表現するか迷うことがあります。
例えば上司への返答、恋人との話し合い、初対面の相手との会話など、言い方によって相手の受け取り方が変わる場面です。
「この言い方だと怒らせるかな」「もう少し違う言い方にしよう」と言葉を組み立てているとき、視線が外れることがあります。
左下を見る心理として、特に気になるのが「その場で説明を作っているのでは?」というケースでしょう。
例えば恋人から「昨日どうして連絡をくれなかったの?」と突然聞かれ、返事に詰まって視線を外した場合です。
その瞬間に、
と考えている可能性はあります。
ただし、言葉を考えていることと、嘘を考えていることは別です。
本当の出来事をどう説明するか悩んでいる場合でも、同じように返事に時間がかかることがあります。
「自分は本当はどうしたいのだろう」「本当にこれでいいのかな」と、自分自身の気持ちを確かめているときにも視線を外すことがあります。
進路、仕事、恋愛など、すぐには答えが出せないテーマほど、外側の情報より自分の内側へ意識を向ける時間が必要になります。
二つの選択肢の間で迷っていたり、本音と建前が違っていたりすると、返答までに時間がかかることがあります。
特に、視線を落としながら言葉に詰まる、長い沈黙がある、何度も言い直すといった反応が同時に見られる場合は、何らかの迷いを抱えている可能性があります。
人は必ずしも「考えているから」視線を下へ向けるわけではありません。
真剣な話し合いや、自分にとって答えづらい質問をされたとき、相手と目を合わせ続けることに緊張を感じて視線を落とすこともあります。
特に普段から人と目を合わせるのが苦手な人であれば、その人自身の会話の癖という可能性も考えましょう。
考え事をするときに机を見る人、天井を見る人、横を見る人など、視線の動かし方には個人差があります。
普段から左下を見ることが多い人であれば、その瞬間だけ特別な心理状態になったとは限りません。
心理を考えるときは「いつもと違う動きなのか」を見ることも重要です。
視線の方向については、「思い出している方向」と「作り話を考えている方向」が違うため、目線を見れば嘘がわかるという話を耳にすることがあります。
しかし現在の研究では、特定方向への視線だけから嘘を判断できるとは確認されていません。
2012年にPLOS ONEで発表された研究では、NLPで広まった眼球運動と嘘・真実の関係について3つの実験が行われました。
参加者が嘘をついた場合と本当のことを話した場合の眼球運動を比較した実験や、実際の高い緊張を伴う場面を分析した研究でも、提唱されていた視線パターンを支持する結果は得られませんでした。
そのため、恋人や友人が左下を見たという理由だけで「今のは嘘だ」と決めつけるのは避けたほうがよいでしょう。
NLPでは、視線の方向と思考の種類を関連づける「アイ・アクセシング・キュー」と呼ばれる考え方が知られています。
一般に紹介される代表的なパターンには、次のようなものがあります。
| 視線の方向 | NLPで関連づけられることがある内容 |
|---|---|
| 左上 | 視覚的な記憶を思い浮かべる |
| 右上 | 視覚的なイメージを作る |
| 左横 | 聞いたことのある音や言葉を思い出す |
| 右横 | 音や言葉を頭の中で作る |
| 左下 | 自分自身との内部対話 |
| 右下 | 身体感覚に意識を向ける |
※方向については「本人から見た左右」か「観察者から見た左右」かによって説明が逆に見えるため注意が必要です。また、NLPの資料によって説明に違いが見られることもあります。
さらに重要なのは、このパターンを人の本音や嘘を見抜く確実な方法として利用できる科学的根拠は確認されていないという点です。
恋愛では相手のちょっとした視線の変化が気になりやすくなります。
例えば、「昨日誰と会っていたの?」「私のことどう思っている?」と聞いた直後に相手が左下を見れば、何か隠しているように感じるかもしれません。
しかし、その人は単に答えを考えているだけかもしれませんし、傷つけない言い方を探している可能性もあります。
恋愛感情や嘘を判断する場合は、視線だけでなく、
など、複数の情報を見ることが大切です。
恋愛中の体の向きについては、好意と体の向きの心理も参考にしてください。
男性が左下を見る場合も、考えを整理する、言葉を選ぶ、緊張して視線を外すなど、さまざまな理由が考えられます。
特に恋愛や仕事など答えに慎重になる場面では、すぐ返事をせず、一度視線を落として考える人もいます。
「男性が左下を見たから何かを隠している」と性別だけで心理を決めることはできません。
女性の場合も基本的には同じで、考え事、迷い、緊張、言葉選びなど複数の可能性があります。
例えば、答えづらい質問をされたときに目線を下げながら下唇を噛んでいるのであれば、何かを言おうとして迷っている可能性も考えられます。
その場合は、下唇を噛む心理も合わせて見ると、仕草を考えるヒントになります。
左下を見たことより、「何を聞いた瞬間に視線が動いたのか」のほうが重要です。
難しい質問なら考えているだけかもしれませんし、答えづらい話題なら迷いや緊張が生まれている可能性があります。
一瞬視線を落としただけなのか、長い沈黙があったのかを見ます。
ただし、返事が遅いこと自体も嘘の証拠にはなりません。
視線だけでなく、口元、眉、姿勢、手の動きなども確認します。
複数の変化が同時に起きている場合、その話題に対して何らかの緊張や感情が動いた可能性があります。
いつも考えるときに左下を見る人であれば、その人にとって普通の癖かもしれません。
反対に、普段は目を合わせて話す人が特定の質問だけ急に視線を落としたのであれば、その質問に対して考え込んだ可能性があります。
相手の本音を知りたいのであれば、仕草を当てようとするより、実際の回答内容を見ることが重要です。
話の前後で説明が変わっていないか、質問にきちんと答えているかなど、具体的な情報を確認しましょう。
心理系の仕草には、「この動きをしたら○○を考えている」という説明が多くあります。
わかりやすく興味深い一方で、人間の行動はそれほど単純ではありません。
左下を見る仕草も、言い訳を考えている可能性がまったくないわけではありませんが、考えを整理する、言葉を選ぶ、緊張する、視線を外して集中するなど、同じ動きが生まれる理由は複数あります。
会話中の仕草については、会話中に目を閉じる心理も合わせて参考にしてください。
左下を見る心理には、考えを整理している、言葉を選んでいる、自分自身と対話している、迷いや緊張を感じているなど、さまざまな可能性があります。
NLPでは左下の視線を「内部対話」と関連づける考え方が知られています。そのため、「言い訳を考えているのでは?」という解釈につながることがあります。
しかし、現在の研究では、特定の視線方向から嘘や思考内容を確実に判断できるとは確認されていません。
「左下を見た=嘘」「左下を見た=言い訳」と決めつけず、質問内容、返答、表情、普段との違いなどを合わせて考えることが大切です。
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