HOME > 占い&メンタル > 眉間にしわを寄せる心理とは?嫌い・怒り・困惑など7つの意味を解説
会話をしているとき、相手が一瞬眉間にしわを寄せることがあります。
例えば、仕事の予定を伝えた瞬間、恋愛の話題を出した瞬間、ある人の名前を出した瞬間などです。
そんな表情を見ると、「今の話、嫌だった?」「怒っている?」「もしかして私のことが嫌い?」と気になることもあるでしょう。
眉間にしわが寄る表情は、確かに不快感や怒りなどのネガティブな感情と関係することがあります。
しかし、眉間のしわが意味するのは「嫌い」だけではありません。
困惑、集中、痛み、緊張、まぶしさなどでも同じような表情になることがあります。
そのため、眉間にしわが寄った=相手が自分を嫌っている、と一つの表情だけで判断することはできません。
この記事では、眉間にしわを寄せる心理として考えられる7つの状態と、男性・女性・恋愛・仕事での見分け方について詳しく解説します。

眉間にしわを寄せるときに働く代表的な筋肉が「皺眉筋(しゅうびきん)」です。
皺眉筋が働くと眉が中央へ寄り、眉間に縦じわができやすくなります。
心理学では、この眉周辺の筋肉と感情との関係について研究が行われてきました。
Cacioppoらの研究では、快・不快な刺激を見た際の顔面筋の活動を測定したところ、眉間付近の皺眉筋活動が感情の快・不快と関連することが報告されています。
一般に、快い刺激では笑顔に関係する大頬骨筋の活動が強まり、不快な刺激では皺眉筋の活動が強くなる傾向があります。
ただし、この研究結果は「眉間にしわを寄せた人は必ず相手を嫌っている」ことを意味するものではありません。
顔の筋肉は、感情だけでなく集中や痛みなどでも動くためです。
自分にとって不快な話題を聞いたとき、眉間にしわが寄ることがあります。
例えば、苦手な人の名前が出たときや、嫌な出来事を思い出したときなどです。
特に、それまで穏やかだった表情が特定の話題を出した瞬間だけ変化したのであれば、その内容に何らかのネガティブな感情を抱いている可能性があります。
ただし、その対象が「あなた」なのか「話題そのもの」なのかは、眉間のしわだけでは判断できません。
怒りや不満を感じたときにも眉が中央へ寄り、眉間にしわができやすくなります。
仕事で急な予定変更を告げられたときなどに、「わかりました」と口では答えながら一瞬眉間にしわが寄ることもあるでしょう。
この場合、表面的には受け入れていても、内心では負担や不満を感じている可能性があります。
とはいえ、「眉間にしわ=不満」と即断せず、その後の発言や態度も確認することが大切です。
説明を聞いても意味がよくわからなかったり、判断に迷ったりしたときにも眉間にしわが寄ることがあります。
例えば複雑な仕事の説明を受けたとき、「ちょっと待って、どういう意味だろう」と考えている状態です。
この場合は嫌悪ではなく、単純に理解しようとしている可能性があります。
難しい問題を考えているときや、何かを思い出そうとしているときにも眉間に力が入ることがあります。
パソコン画面を見ながら仕事をしている人や、計算問題を解いている人の眉間にしわが寄っていても、誰かに怒っているわけではありません。
会話中でも、質問された直後に眉間へしわを寄せ、そのあと落ち着いて答えるのであれば、考えを整理していた可能性があります。
頭痛、腹痛、怪我などの痛みを感じた瞬間にも眉間へしわが寄ることがあります。
この場合は相手や会話への感情ではなく、身体的な反応です。
相手が突然顔をしかめたからといって「今の発言が気に障った」と決めつけないようにしましょう。
プレッシャーのかかる場面では、無意識に顔へ力が入ることがあります。
面接、商談、初対面の人との会話、恋愛で重要な話をするときなどです。
本人が怒っているわけではなく、緊張をこらえていることで眉間が険しく見えている場合もあります。
強い日差しや照明、文字が小さくて見えづらいといった環境でも眉間にしわが寄ります。
スマートフォンの画面を真剣に見ているときなども、自然と眉を寄せてしまう人がいます。
心理を考える前に、周囲の明るさや相手が何を見ていたかも確認しましょう。
眉間にしわと嫌悪感には一定の関係がありますが、眉間のしわだけから「あなたが嫌い」と判断することはできません。
重要なのは、「何をした瞬間に表情が変わったのか」です。
例えば、特定の人物の名前を出した瞬間だけ眉間にしわが寄り、その後すぐ元の表情に戻った場合、その人物や関連する出来事について何らかの不快感を感じた可能性があります。
一方、会話の最初からずっと眉間にしわがあるのであれば、疲れている、集中している、頭痛があるなど別の理由も考えられます。
会話中の眉間の変化を見るときは、表情が変わった「タイミング」が大切です。
例えば上司が部下へ、
「先方の都合で打ち合わせが早まった。資料は間に合う?」
と尋ねたとします。
部下が「大丈夫です。間に合わせます」と答えながら、一瞬眉間にしわを寄せた場合、急な変更に負担や困惑を感じた可能性があります。
ただし、それは上司への嫌悪とは限りません。
「時間が足りるかな」「別の仕事をどうしよう」と仕事量について考えた結果かもしれません。
このように、表情だけで本音を当てようとするより、その直前に何が起きたのかを見ることが重要です。
男性が眉間にしわを寄せる場合も、不満、集中、困惑、緊張などさまざまな心理が考えられます。
特に仕事中は、集中しているだけなのに表情が険しくなり、「怒っているように見える」ことがあります。
恋愛でも、彼女の話を聞きながら眉を寄せているからといって、彼女自身を嫌っているとは限りません。
話の内容について真剣に考えている可能性もあります。
女性の場合も基本的には同じで、嫌悪、不満、迷い、集中、緊張など複数の理由が考えられます。
例えば、会話中に眉間へしわを寄せながら下唇を噛んでいる場合は、何か言いたいことを我慢している可能性もあります。
そのような場合は、下唇を噛む心理も合わせて参考にしてください。
好きな人と話しているとき、相手の眉間にしわが寄ると「脈なしなのでは?」と心配になるかもしれません。
しかし、眉間のしわだけで脈あり・脈なしを判断することはできません。
恋愛感情を考えるなら、
など、複数の行動を合わせて考えましょう。
体の向きについては、好意と体の向きの心理も参考になります。
眉間のしわは、長く続くとは限りません。
話題が変わった瞬間だけ一度眉が動き、すぐ元の表情へ戻ることもあります。
こうした一瞬の変化は見逃しやすいものですが、その瞬間に何らかの感情や思考が生じた可能性はあります。
ただし、一瞬の表情から具体的に「嫌い」「嘘」「怒り」などと中身まで決めつけることはできません。
「今の話題で何か反応したかもしれない」と捉える程度にしておくのがよいでしょう。
誰の名前を出したとき、どんな質問をしたとき、どの話題に変わったときに眉間へしわが寄ったのかを確認します。
眉だけでなく、口角が下がっている、唇を噛んでいる、口を強く閉じているなど、口元の反応も見ます。
目をそらしたのか、相手を見続けているのかなども一つの手がかりです。
ただし、視線方向だけから本音や嘘を断定することもできません。視線については、左下を見る心理も参考にしてください。
もともと眉間にしわが寄りやすい人なのか、特定の場面だけ変化するのかを比べます。
最も重要なのは、眉間のしわ一つだけで相手の感情を決めつけないことです。
言葉、声のトーン、姿勢、視線、その後の行動なども合わせて考えましょう。
会話中に相手の眉間へしわが寄ったからといって、「怒ってる?」「私のこと嫌い?」とすぐに問い詰める必要はありません。
まずは会話を少し区切り、相手の様子を見るのがおすすめです。
仕草から本音を当てようとするより、相手が自分の気持ちを話せる状況を作るほうが、コミュニケーションとしては確実です。
眉間付近の筋肉と感情の関係は、顔面筋電図(facial EMG)を使った心理学研究でも調べられています。
Cacioppoらが1986年に発表した研究では、快・不快な視覚刺激などを提示した際の顔面筋活動を調べ、眉周辺の皺眉筋や頬の大頬骨筋などの活動が感情の快・不快や強さによって異なることが報告されました。
その後の研究でも、一般に不快な刺激では皺眉筋の活動が強く、快い刺激では大頬骨筋の活動が強くなる傾向が確認されています。
詳しくは、Cacioppoらの顔面筋電図に関する研究も参考にしてください。
ただし、研究で確認されているのは感情と筋活動との統計的な関係であり、目の前の一人の表情から具体的な感情を100%読み取れるという意味ではありません。
眉間にしわを寄せる心理には、嫌悪や不満、怒りだけでなく、困惑、集中、痛み、緊張などさまざまな可能性があります。
心理学研究でも、眉間付近の皺眉筋は不快な感情と関連して活動しやすいことが報告されています。
しかし、だからといって「眉間にしわ=嫌い」「眉間にしわ=怒っている」とは限りません。
特に重要なのは、どんな話題を出した瞬間に表情が変わったのか、普段と比べてどうなのか、口元や視線などほかの仕草に変化があったのかを見ることです。
眉間は確かに感情が表れやすい場所の一つですが、相手の心理を知るときは、一つの表情だけではなく会話全体から丁寧に考えてみましょう。
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