HOME > 占い&メンタル > 【食いしばりと肩こり】食いしばりと肩こり
マッサージに通っても、ストレッチをしても、一向に良くならない、その頑固な「肩こり」。
「私の身体、どうなってるの…?」と、原因不明の不調に不安を感じていませんか?
実は、その肩こりの本当の原因、あなたが毎日使っている「肩」にはないのかもしれません。
まさか、と思うような場所に、あなたの長年の悩みの根本原因が隠されているとしたら…。
この記事では、あなたの悩みの原因である、肩こりと「歯の食いしばり」との意外な関係を徹底解説。
そして、今日から自宅でできる、簡単なセルフケア方法までをご紹介します。
この記事を読めば、長年の肩こりの「本当の原因」が分かり、もう効果のないマッサージにお金を使う必要はありません。
そして、原因不明の痛みから解放され、心も体も軽くなる、快適な毎日を取り戻せます。
マッサージに整体、ストレッチ…。
あらゆる方法を試しても、すぐに元に戻ってしまう、そのつらい「肩こり」。
ひどい時には頭痛までしてきて、「もう、一生この悩みと付き合っていくしかないのか…」と、諦めかけていませんか?
この章では、そんなあなたの長年の悩みの「本当の原因」が、実は全く思いもよらない場所にある可能性について、解説していきます。
肩がこるから、肩を揉む。それは、ごく自然な発想です。
しかし、もし、あなたがどれだけ肩をマッサージしても症状が改善しないのであれば、それは根本的な原因が、そこにはないという、何よりの証拠です。
あなたはこれまで、痛む「結果」に対して、対症療法を繰り返してきただけなのかもしれません。
本当の原因は、肩から少し離れた、意外なパーツに隠されています。
その、あなたの長年の肩こりを引き起こしていた「元凶」。
それは、あなたが寝ている間に、無意識に行っている「歯の食いしばり」である可能性が非常に高いです。
「歯」と「肩」なんて、全く無関係だと思いますよね。
しかし、夜間に強く歯を食いしばることで、顎から首、そして肩にかけての筋肉が極度に緊張し続け、それが、朝起きた時のひどい肩こりとなって現れるのです。
あなたが毎晩、無意識のうちに、自分で自分の肩こりを作り出していた。これが、あなたの悩みの、驚くべき真相かもしれません。
あなたの頑固な肩こりの原因が、無意識の「歯の食いしばり」にある可能性が見えてきました。
では、なぜ私たちは、自分の身体を痛めてしまうほど、強く歯を食いしばってしまうのでしょうか。
その背景には、現代人が抱えがちな、心と体の緊張関係が隠されています。
この章では、食いしばりを引き起こす、2つの大きな原因について解説します。
歯を食いしばる癖の、最も代表的な原因。それは、「ストレス」「緊張」「集中」です。
職場の人間関係などで強いストレスを感じると、私たちの体は、その精神的なプレッシャーに耐えるために、無意識に全身の筋肉を硬直させます。その際、特に強く力が入りやすいのが、顎の筋肉なのです。
また、デスクワークなどで、一つの作業に深く集中している時も同様です。
心の緊張状態が、そのまま体の緊張状態へとダイレクトに繋がり、奥歯をぐっと噛み締めてしまうのです。
日中の食いしばり以上に、私たちの身体に大きなダメージを与えるのが、夜、寝ている間の無意識の食いしばりです。
これは、一般的に「歯ぎしり」の一種とされています。
歯ぎしりには、歯をギリギリとこすり合わせる「グライディング」だけでなく、ぐっと強く噛み締める「クレンチング(食いしばり)」も含まれます。
起きている時であれば、私たちは無意識に力の加減をコントロールしています。
しかし、睡眠中は、そのリミッターが外れ、時には体重以上の力で、何時間も歯を食いしばり続けてしまうことがあるのです。
この凄まじい圧力が、顎だけでなく、首や肩の筋肉にまで伝わり、頑固な肩こりを引き起こす最大の原因となります。
あなたの頑固な肩こりの原因が、「歯の食いしばり」にある可能性をご理解いただけたかと思います。
しかし、食いしばりがもたらす悪影響は、肩こりだけではありません。
放置しておくと、あなたの美容と健康を、さらに深刻な形で蝕んでいく危険性があるのです。
この章では、食いしばりが引き起こす、肩こり以外の危険なサインについて解説します。
食いしばりによる過剰な力は、まず、あなたの「歯」と「顎」を直撃します。
強い圧力がかかり続けることで、歯がすり減ったり、欠けたり、ひびが入ったり…。
さらには、歯を支える骨にまでダメージが及び、歯周病や歯槽膿漏を悪化させる原因にもなります。
また、顎の関節に大きな負担がかかることで、口を開けると「カクカク」と音がしたり、痛みを感じたりする「顎関節症」を発症するリスクも。 食事や会話といった、日常生活の基本的な動作にまで、支障をきたしてしまうのです。
食いしばりの影響は、口周りだけにとどまりません。
顎の筋肉は、頭部の多くの筋肉と繋がっています。そのため、顎の緊張が、側頭筋などを通じて、頭全体の緊張へと波及していくのです。
その結果、以下のような、一見すると歯とは無関係に思える症状を引き起こします。
あなたが悩んでいる原因不明の頭痛や、顔のむくみ。それも、実は食いしばりが原因かもしれません。
肩こりや頭痛、歯の痛み…。その原因が「食いしばり」にあると分かっても、「でも、自分では食いしばっているつもりが全くない…」と感じる方がほとんどでしょう。
それもそのはず。食いしばりは、あなたが集中している時や、眠っている時に、無意識に行われているからです。
この章では、そんなあなた自身では気づきにくい「食いしばり癖」の有無を、簡単に見抜くためのセルフチェック方法をご紹介します。
特にダメージが大きい、睡眠中の食いしばり。朝起きた時の、お口周りの状態でチェックすることができます。
もし、これらのうち一つでも当てはまれば、あなたは寝ている間に、相当強い力で食いしばっている可能性が高いです。
日中の食いしばりは、その瞬間に意識することで、癖に気づくことができます。
パソコンのモニターや、手帳など、普段よく目にする場所に「食いしばってない?」と書いた付箋を貼ってみてください。
そして、その付箋が目に入るたびに、自分の奥歯が、上下で接触していないかを確認するのです。<
リラックスしている時、人の上下の歯は、わずかに離れているのが正常な状態です。
もし、付箋を見るたびに、上下の歯が「カチッ」と当たっていることに気づくなら、あなたは日中も、無意識に食いしばりを続けている証拠です。
まずは、この「気づく」という意識改革から始めてみましょう。
自分の「食いしばり癖」に気づくことができたら、次のステップは、その癖によって、すでにガチガチに凝り固まってしまった「筋肉」をほぐしてあげることです。
特に、食いしばりの影響を直接受ける「顎」と、その緊張が伝わる「肩」のケアは不可欠です。
この章では、今日からお風呂上がりなどにできる、簡単なマッサージとストレッチをご紹介します。
まずは、食いしばりの根本原因である、顎の筋肉(咬筋)の緊張を、直接ほぐしていきましょう。
多くの歯科医も推奨している、簡単なマッサージです。
デスクワークの合間や、寝る前などに行うことで、顎周りの血行が良くなり、食いしばりの緩和に繋がります。
次に、顎の緊張が伝わって、凝り固まってしまった首と肩のストレッチです。
肩こりは、肩だけを揉んでも根本的な解決にはなりません。食いしばりと連動している「首」と「肩甲骨」を一緒にほぐすことが、非常に重要です。
このストレッチは、食いしばりによる肩こりはもちろん、猫背や巻き肩の改善にも効果的です。
ぜひ、毎日の習慣にしてみてください。
セルフチェックや、日々のマッサージ&ストレッチ。
それらを続けても、なかなか症状が改善しない…。そんな重度の食いしばりに悩んでいる方もいるかもしれません。
我慢は禁物です。食いしばりは、放置すると、あなたの心と身体を静かに、しかし確実に蝕んでいきます。
この章では、勇気を出して、専門の医療機関に相談するという、次の一歩について解説します。
歯の食いしばりで、まず相談すべき専門家は、「歯科医」です。
特に、顎関節症などを伴う場合は、「口腔外科」を標榜している歯科医院がより専門的です。
歯科医院では、あなたの歯のすり減り具合や、顎の筋肉の状態を診断した上で、最も一般的な治療法である「ナイトガード」と呼ばれる、就寝時用のマウスピースを作成してくれます。
このマウスピースは、睡眠中の強力な食いしばりから歯を守り、顎の筋肉への負担を大幅に軽減してくれる、非常に効果的な治療法です。
多くの場合、保険適用で作成することができますので、まずは一度、相談に行ってみましょう。
歯科での治療と並行して、食いしばりによって凝り固まった、顎や首、肩の筋肉をほぐすアプローチも有効です。
その場合は、「整骨院」や「整体」「鍼灸院」といった、体の専門家に相談するのも良いでしょう。
食いしばりの根本原因である、体の歪みや、筋肉の緊張を、全身のバランスから整えてくれます。
特に、鍼(はり)治療は、顎周りの深層部の筋肉(深層筋)に直接アプローチできるため、マッサージだけでは届かない、頑固な凝りの緩和に効果が期待できます。
あなたの症状に合わせて、最適な治療法を探してみてください。
マッサージしても治らない、原因不明の頑固な肩こり。
今回は、その本当の原因が、意外にも「歯の食いしばり」にある可能性と、具体的なセルフケアの方法について、詳しく解説してきました。
もう、あなたは意味のないマッサージにお金と時間を費やす必要はありません。
最後に、あなたの長年の悩みから解放されるための、最も重要なポイントを振り返りましょう。
あなたの肩こりは、肩そのものではなく、寝ている間などの無意識な「歯の食いしばり」が引き起こしている可能性が高いです。
朝起きた時の顎のだるさや、舌の縁のギザギザなど、まずは自分の癖のサインに気づくことから始めましょう。
ガチガチに凝り固まった顎周りの筋肉をマッサージでほぐし、首と肩甲骨のストレッチを習慣にしましょう。
セルフケアで改善しない場合は、決して我慢せず、「歯科」や「口腔外科」といった専門家に相談する勇気を持ってください。
これまで、あなたがどれだけ肩を揉んでも治らなかったのは、当然のことだったのです。
なぜなら、アプローチすべきは「肩」ではなく、その根本原因である「食いしばり」だったのですから。
本当の原因を知り、正しいケアを実践すれば、あなたの身体は、必ず応えてくれます。
ぜひ、この記事をきっかけに、原因不明の痛みから解放された、心も体も軽い、快適な毎日を取り戻してくださいね。
Tags: 食いしばり 肩こり
当ブログに掲載している記事及び画像等の著作権は各権利所有者に帰属いたします。
権利を侵害する意図はございませんので掲載に問題がありましたら権利者ご本人様より当ブログのお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
確認が出来次第、迅速に削除、修正等、適切な対応を取らせていただきます。
尚、当ブログで掲載されている情報につきましては、コンテンツの内容が正確であるかどうか、安全なものであるか等についてはこれを保証するものではなく、何ら責任を負うものではありません。
また、当ブログの利用で発生した、いかなる問題も一切責任を負うものではありません。
コメントを残す