HOME > 生活 > 【今が一番楽しい】76歳の挑戦に学ぶ、人生の楽しみ方
「毎日同じことの繰り返しだな…」
「これから先、何か楽しいことなんてあるのかな?」
年齢を重ねるにつれて、新しい挑戦に少し臆病になったり、
未来への期待よりも、漠然とした不安を感じたり。
「もう歳だから」と、無意識に諦めてしまう気持ち、ありませんか?
この記事では、TikTokで話題の76歳、アキさんをご紹介します。
定年後にエキストラを始め、若者向けの動画で体を張り、ホストクラブにも行く…!
そんな彼女が、なぜ「今が一番楽しい」と笑顔で断言できるのか。
そのパワフルな生き方から、「人生の楽しみ方」のヒントを探ります。
この記事を読めば、「もう歳だから」という思い込みから解放されます。
年齢を言い訳にせず、好奇心を持って新しい一歩を踏み出す勇気が湧いてくるでしょう。
そして、「いつからでも、人生はもっと楽しめる」という確信と、
明日を生きるのが少し楽しみになる、前向きな気持ちが手に入ります。
「76歳のおばあちゃんが、年金でホストクラブへ?」「渋谷の路上で突然メイクを落とし始める?」
にわかには信じがたい、しかし現実にTikTokで大バズリしている白髪の女性がいます。アカウント名は『ずっと若くいたい』。
そのパワフルな姿は、私たちが抱く「おばあちゃん」のイメージを軽々と覆します。
一体、彼女は何者なのでしょうか?この章では、まず彼女が世間を驚かせた数々の動画と、その驚くべき正体に迫ります。
彼女の名前はアキさん(76歳)。その人気を爆発させたのは、76歳という年齢と、若者文化の最先端を行く企画内容との、強烈なギャップでした。投稿される動画は、軒並み100万回再生を超えています。
これほどまでパワフルなアキさん。一体どんな経歴の持ち主なのでしょうか。その正体を尋ねると、彼女は上品に笑いながら、驚きの事実を明かしてくれました。
「私はね、ただのエキストラなんですよ(笑)」
そう、このTikTokアカウントは、アキさん個人が始めたものではなく、動画コンテンツ制作会社「オープンリーチ」が企画し、アキさんに出演を依頼している、れっきとした“作品”だったのです。
一見、リアルな日常を切り取ったドキュメンタリーのようで、実はプロが作るエンターテイメントだったという事実に、多くの人が驚きを感じています。
プロのエキストラとして活躍するアキさん。しかし、なぜ彼女は70代を迎え、若者文化の最前線に飛び込むという、ユニークな道を選んだのでしょうか。
その背景には、大きな野心や計画があったわけではありません。
そこにあったのは、定年後の人生を豊かにしたいと願う、一つの純粋な好奇心でした。
5人の子供を育てながら、長年事務職として働いてきたアキさん。65歳で定年退職を迎えた後も、週に2日ほど仕事を続けていましたが、「何か別のこともしてみたい」という思いが芽生え始めます。
そんな彼女が長年、密かに抱いていた夢。それは「テレビドラマの通行人役」。
自分が有名になりたい、女優になりたい、というわけではなく、ただ「普段は見られない“撮影の世界”というものを、裏側から覗いてみたい」という、子供のような純粋な好奇心が、彼女の新しい挑戦への第一歩でした。
初めてのエキストラの仕事は、バスの乗客役。その時の報酬は、記念品のノートが1冊だけだったそうです。
しかし、隣に座っていた同じ役の人が「僕は出演料がもらえるんだよ」と話しているのを聞き、アキさんの心に火がつきます。
「どうせ同じことをするなら、ちゃんとお金がもらえた方がいいじゃない?」
この非常にシンプルで正直な気持ちが、彼女を「趣味」から「プロ」の世界へと導きました。
ここから本格的に事務所を探し、プロのエキストラとして登録。そして、数々のお仕事の一つとして、あの「ずっと若くいたい」の出演依頼が舞い込んできたのです。
「どうせやるなら、楽しんで、きちんと評価されたい」という健全なプロ意識が、今の活躍の原点となっています。
76歳でホストクラブに行き、渋谷の路上でメイクを落とす…。
多くの人が「恥ずかしい」「抵抗がある」と感じるような企画に、なぜアキさんは笑顔で挑戦し、「今が一番楽しい」とまで言い切れるのでしょうか。
その背景には、お金や名声のためではない、彼女ならではのポジティブな「プロ意識」と、人生の楽しみ方がありました。
驚くべきことに、アキさんはこれまでの斬新な企画の数々について、「嫌なことなんて、今まで1個もないの」と断言します。
それは我慢しているわけでは決してなく、”演者”として「自分が主役のような形で、セリフまであって楽しい」「私がこんな若者言葉を言ってもいいの?」と、制作側の要求に全力で応えるプロセスそのものを心から楽しんでいるのです。
「金額よりも毎回、要求に応えることを楽しんでいる」という彼女の言葉からは、仕事に対する真摯でフラットなプロ意識が感じられます。
このTikTokアカウントは、月に約400万円もの収益を上げることもある、まさに「バズっている」状態です。しかし、アキさん本人は、その評価に全く興味がないと言います。
「私はスマホは持っていますけど、自分の出演動画を含め、実はTikTokは見ないんですよね(笑)。だから“バズってる”って言われてもよくわからなくて…」
多くの人が追い求める再生回数や収益、名声といったものに執着せず、ただ目の前の「若い子たちと一緒にやる刺激的で新鮮な体験」に価値を見出している。
だからこそ、彼女は心の底からこう言えるのでしょう。
「大げさに言うなら、今がいちばん楽しい(笑)」と。
アキさんの「76歳の挑戦」は、TikTokの画面を飛び越えて、現実の世界にも温かい反響を広げています。
「バズってる実感はない」と笑うご本人ですが、その知名度はうなぎ上り。
この章では、世代を超えたファンとの心温まる交流と、ユーモアあふれるご家族の気になる反応についてご紹介します。
最近、街を歩いていると、若い世代から声をかけられることが増えたと、アキさんは嬉しそうに語ります。
バスに乗れば女子中学生が手を振ってくれたり、コンビニでは男の子がスマホ画面を見せながら「これ、おばあさんですよね?」と話しかけてきたり。ある時は、小学生から「おばあちゃん!」と体をタッチされたこともあったそうです。
「この年齢になって街中で知らない人に声をかけてもらえるなんて思ってなかったの」
そう語るアキさんにとって、この新しい交流は、未知の世界に足を踏み入れたからこそ得られた、かけがえのない喜びとなっているようです。
これほど話題になっていながら、アキさんはご家族に自身の活動を特に話していなかったというから驚きです。
先日、同居している娘さんの旦那さんが気づいたことで、長年連れ添ったご主人も初めて知ることに。「『そんなことをやっているのか?』と初めて聞かれました」と、アキさんは笑います。
「TikTokの中の私は見たことがない妻・母だから、今、すごく動揺しているかも?」と、家族の反応を楽しんでいる様子。
「やめてほしい」と言われないのか尋ねると、
「そう言ったところで、どうせ私が言うことを聞かないと夫も娘もわかっていますから(笑)」
と、一言。その言葉からは、彼女の自由で力強い生き方と、それを受け入れている温かい家族の姿が目に浮かぶようですね。
今回は、76歳にしてTikTokで大きな話題を呼んでいるアキさんの、驚きと魅力に満ちた物語をお届けしました。
彼女の生き方は、単に「面白いおばあちゃん」という言葉だけでは片付けられない、私たちが人生を豊かにするための、たくさんのヒントに溢れています。
最後に、アキさんの「76歳の挑戦」から私たちが学べることを、改めて確認しましょう。
アキさんの物語は、「何かを始めるのに遅すぎることはない」ということを、何よりも雄弁に物語っています。年齢を壁ではなく、新しい経験を積んだ証として捉えることが、人生を楽しむ第一歩です。
彼女を動かしているのは、お金や名声ではなく、「撮影の世界を覗いてみたい」という純粋な好奇心でした。子供の頃のように、知らない世界にワクワクする気持ちを持ち続けることが、日常を輝かせます。
バズや収益を気にせず、ただ「要求に応えることを楽しんでいる」というアキさん。周りの評価に一喜一憂するのではなく、目の前の瞬間を心から楽しむことこそが、本当の豊かさなのかもしれません。
孫世代の若者たちとの交流を心から楽しむ姿は、世代の壁を作っているのが自分自身の心であることを教えてくれます。未知の価値観に触れることは、人生を何倍も面白くしてくれます。
「今が人生でいちばん楽しいかもしれない」
アキさんのこの一言は、私たちに大きな勇気と希望を与えてくれます。
彼女のように、とまではいかなくとも、昨日よりほんの少しだけ好奇心を持って、新しい一歩を踏み出してみませんか。
あなたの人生も、きっと今より、もっと楽しくなるはずです。
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