HOME > 出会い&恋愛 > 【マッチングアプリあるある】惰性が招く虚無とアプリ疲れ
気づけばスワイプがただの作業に…。
そんな「惰性」が生む虚無感、とてもよく分かります。
元アプリ沼の住人だった筆者が、アプリ疲れから抜け出し、もう一度ワクワクしながら出会いを探すためのヒントを解説します。
良い出会いを求めて始めたはずのマッチングアプリ。
気づけば、電車の中や寝る前に、特に目的もなくただ左右にスワイプするだけの「作業」になっていませんか?
この記事のタイトルを見てドキッとしたあなたは、すでに「惰性スワイプ」の沼にハマっているのかもしれません。
プロフィールをじっくり読むわけでもなく、ただ流れてくる写真をみて、指だけを動かす。
その行為に期待もなければ、感情も動かない。
そんなマッチングアプリを開いているはずなのに、誰とも繋がっていない孤独な時間こそが「虚無の時間」の正体です。
具体的には、多くの人がこんな経験をしています。
「惰性でスワイプしてしまうのは、自分のやる気がないからだ…」と自分を責めていませんか?
しかし、その「アプリ疲れ」はあなた一人のせいではありません。
マッチングアプリの仕組みそのものが、疲れや虚無感を引き起こしやすい構造になっているのです。
ここでは、その根本原因を2つのポイントから解説します。
マッチングアプリの「スワイプして、時々マッチする」という仕組みは、スロットマシンのように脳に快感を与えます。
この「もしかしたら次こそは」という期待感が、本来の「良い人と出会う」という目的を忘れさせ、「スワイプしてマッチを得る」という行為自体が目的になってしまうのです。
気づけば、出会いのためではなく、ドーパミンを得るために指を動かしている状態。これが惰性の正体です。
人は選択肢が多すぎると、かえって選ぶのが面倒になり、思考を停止してしまいます。
次から次へと無限に表示されるプロフィールは、「もっと良い人がいるかも」という期待を生むと同時に、一人一人を真剣に見るエネルギーを奪っていくのです。
その結果、脳が省エネモードに入り、深く考えずに「とりあえずスワイプ」という単純作業に逃げ込んでしまいます。
ここまで読んで「自分もそうかも…」と感じた方も多いかもしれません。
では、現在のあなたの「アプリ疲れ」はどのレベルなのでしょうか?
客観的に自分の状況を把握するために、以下のチェックリストで診断してみましょう。
当てはまる項目が多いほど、心が休息を求めているサインです。
まずは、無意識にとってしまっている「行動」からチェックしてみましょう。
次に、アプリを使っている時や、その前後に感じる「感情」について振り返ってみましょう。
「アプリ疲れ」の正体と自分の状態を把握できたところで、いよいよ実践編です。
惰性や虚無感は、少し意識を変えるだけで手放すことができます。
難しく考えず、「これならできそう」と思えるものから、ぜひ一つ試してみてください。
大切なのは、「作業」になっていたアプリとの付き合い方を見直す第一歩を踏み出すことです。
毎日惰性でアプリを開く習慣を、一度リセットしてみましょう。
まずは24時間、意識的にマッチングアプリを開かない日を作ります。
物理的に距離を置くことで、アプリに支配されていた思考や時間から解放され、冷静に自分の気持ちと向き合うことができます。
なぜアプリを始めたのか、どんな人と出会いたいのか、原点に立ち返ってみましょう。
自分のプロフィール文章を読み返し、「恋人が欲しい」「結婚相手を探している」など、今の自分の本当の目的を書き出してみてください。
目的が明確になれば、スワイプする指にも自然と意思が宿ります。
無思考のスワイプを防ぐために、具体的な基準を設けましょう。
例えば「プロフィール文章を全部読んだ人」「趣味が一つでも合う人」など、自分なりのルールを3つほど決めるのがおすすめです。
これにより、一人一人と向き合う姿勢が生まれます。
「暇さえあれば開く」という状況が惰性を生みます。
「夜、お風呂上がりの15分だけ」など、アプリを使う時間を意識的に限定しましょう。
限られた時間だと思うと、集中力が高まり、惰性でスワイプするのを防げます。
スワイプやマッチングで止まっていませんか?「受け身」の姿勢が虚無感の一因です。
勇気を出して、マッチングしている相手の中から一人選び、挨拶だけでも送ってみましょう。
小さな一歩でも「行動」を起こすことで、アプリが「作業」から「コミュニケーションツール」に変わる感覚を取り戻せます。
その場しのぎの対策だけでなく、これからはマッチングアプリと健全に付き合っていくための「習慣」を身につけましょう。
アプリは、あなたの大切な時間と心をすり減らすためのものではありません。
目的を達成するための「便利なツール」として、あなたが主導権を握って使いこなすという意識を持つことが大切です。
惰性の最大の原因は「なんとなく、だらだらと」使い続けてしまうことです。
タイマーをセットして「1日15分」と決め、その時間だけ集中してアプリを開きましょう。
「この時間内に良い人を探すぞ」という意識が働き、スワイプの質が格段に上がります。
時間が来たら、どんなに気になっても潔くアプリを閉じるのがポイントです。
新しい出会いを求めて無限にスワイプを続けるよりも、すでにマッチングしている相手との関係を育む方が、結果的に良い出会いに繋がります。
今日はスワイプはせず、「メッセージを1往復させる日」など、目的を切り替えてみましょう。
一人一人と丁寧に向き合う経験が、虚無感を自己肯定感へと変えてくれます。
色々な対策を試しても心が晴れない…。そんな時は、いっそ一度アプリから離れてみるのも非常に有効な選択肢です。
「今やめたら、もう出会いがないかもしれない」と不安に思う必要はありません。
「やめる」のではなく、心と頭をリフレッシュするための「戦略的撤退」と考えましょう。
アプリを休むことで、スワイプに奪われていた時間やエネルギーを取り戻し、自分自身に集中できます。
趣味に没頭したり、友人と会ったりする中で、現実世界での出会いの大切さに気づくこともあります。
期間は、惰性で開く癖が抜ける「1週間〜1ヶ月」がおすすめです。中途半端にアカウントを残さず、一度退会するのも良いでしょう。
もし、またアプリを再開したくなったら、以前と同じ轍を踏まないための準備をしましょう。
まずは「なぜまた始めたいのか」「どんな出会いを求めているのか」を明確に言語化します。
そして、「良い人がいればラッキー」くらいの軽い気持ちで、期待しすぎずに始めることが、虚無感に陥らないための最大のコツです。
Tags: マッチングアプリ疲れ
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